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光がもたらす効果
- お日様の光、蛍光灯の光、電球の光、人は寝ている時以外は光の下で生活していますよね。
その光を利用してわたしたちは普段、「安全な明るさ」・「勉強や作業のために必要な明るさ」・「精神的安定をもたらす明るさ」を得ています。
*安全な明るさとは
- 日常生活の中で必要最低限とされる明るさのことです。防犯・防災時に対応できるレベルのもので、照明計画の基本となる明るさです。
- *勉強・作業のために必要な明るさとは
- この明るさは作業の時間・精度等により、疲労など身体的な影響もあるため、光の種類や光量もあわせて考える必要があります。
- *精神的安定をもたらす明るさとは
- くつろぎや癒しを照明でもたらすことができる明かりのことで“勉強・作業のために必要な明るさ”の明かりとは考え方も、実際の光の種類・照度もまったく別の明かりとなります。インテリアとのコーディネート・個人の趣味など様々な要素が考えられます。
ベッドで安眠したいなら選び方にも気を付けつつ、精神的に安定できる明るさにしておきましょう。
目の疲れにも影響する光の強さ
- 「目」は年齢を重ねるごとに視力や明るさを取り入れる機能に変化が現れます。
目の中にある「水晶体」は外から入ってくる光を屈折させて、「網膜」の上にピントを合わせて像を結ぶ働きを担っているようです。
遠くを見るときは、水晶体を薄くし、近くを見るときは、水晶体を厚くすることによりピントを合わせます。
個人差はあるようですが、40歳を過ぎた頃から水晶体を厚くする力が衰え、近くのものを見たときにピントが合わせにくくなるそうです。
これが一般的に老眼と言われているものですね。 その他にも、中高年に多い症状で、加齢によって水晶体が濁る白内障や、網膜に障害が起きる加齢性黄斑変性症などによる視力低下があるそうです。
50歳以上の方にはインテリアにソファ、全体照明以外に置き型のフロアスタンドやテーブルスタンドを併用することがをお薦めいたします。
明るさを確保したとき、水晶体は加齢とともに長い間浴びた紫外線により黄濁化することがあるようです。その為、直接光が目に入ると濁りで光が乱反射して、まぶしさを感じやすくなるみたいなので照明器具はシェード(笠)付きのものを選ぶとよいみたいです。
その他、床材など面積の広い部分に光沢のある材質を使用すると、照明により反射がおこりまぶしさを感じてしまうようです。また、床に映った家具の陰影により目の錯覚で段差と見間違える危険性もあります。建材や家具など照明との関わり合いをトータルで考えることは必要なことなんですね。
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Last update:2024/1/9
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